血糖値測定器を利用する目的
自分の血糖値を管理する事は、糖尿病患者にとってとても大切な事です。血糖値をコントロール出来ないまま生活をしていた場合、糖尿病を悪化させてしまい、最後は取り返しの付かない状態になります。
そうならない為にも、糖尿病患者は自分の血糖値を常に把握しておく必要があるのです。
血糖値を測定する方法
血糖値を測定するにはどうすれば良いでしょうか?方法は、2種類ありますよ。
- 病院で測る
- 血糖値測定器を購入して利用する(自分で測定する)
測定器は、結構な種類が市販されています。それらの中から自分に合った機種を選ぶ必要があります。ただし、目的は血糖値を測定する事です。これは忘れないようにして下さいね。
血糖値の値に一喜一憂しない
重要な事は、血糖値が上手にコントロール出来ているかどうかです。その値に一喜一憂する必要は、全くありませんよ。その点では、測定器が手元にあるというのはとても便利です。しかし、その値に振り回される事のないように、上手に利用して下さいね。
例えば…血糖値が高めだったとしましょう。
だからと言って食事を抜こうかと考えたり、薬を規定の量より多目に飲もうと考えたり、急には激しい運動を始めたり…
こういった行為は、大変危険な行為です!
血糖値は常に変化している値なのです。1回の測定結果を元に自己対処をしないで下さい。まずは、その値が出た原因を考えてみて下さいね。高めの値が出てしまった…これには、それなりの原因が必ずあるはずです。
空腹時、食後2時間の適正範囲の値をちゃんと把握した上で、思い当たる原因はなかったかを振り返ってみて下さいね。
測定器で自己測定する場合は、ちゃんとした目的を把握して利用しないと意味がありません。